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静岡県静岡市駿河区馬渕4-11-9
   054-202-7778

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診 療 概 要

医院名
水谷脳神経外科
    クリニック
診療科目
脳神経外科
リハビリテーション科
内科
医 師
水谷暢秀
(みずたにのぶひで)
専門医
脳神経外科専門医
脳卒中専門医
住 所
静岡市駿河区馬渕
4-11-9
電話 054-202-7778



急性硬膜血腫

急性硬膜下血腫とは

頭蓋骨の内側で脳を包んでいる硬膜と、脳の間に出血がたまって血腫になったものです。

急性硬膜下血腫の原因

脳組織の挫滅(脳挫傷)の伴う血腫形成と、脳の表面(脳表)の動脈・静脈の破綻により血腫が形成され、硬膜下血腫となる場合が有ります。

急性硬膜下血腫の症状

血腫による圧迫と脳挫傷のため、頭蓋骨の内側の圧が高まり(頭蓋内圧亢進)、激しい頭痛、嘔吐、意識障害などが認められます。さらに、血腫の圧迫が脳ヘルニアの状態にまで進行すると、深部にある生命維持中枢(脳幹)が侵され(呼吸障害など)、最終的には死に至ります。
脳挫傷の局所の症状として、半身の麻痺(片麻痺)、半身の感覚障害、言語障害、けいれん発作などが現れることもあります。

急性硬膜下血腫の検査と診断

血腫は頭部CTで白く映ります(高吸収域)。血腫は脳の表面に広がるため、三日月型になります。

急性硬膜下血腫の治療

血腫の大きさと症状の程度によって、緊急に開頭血腫除去術が行われます。
血腫が少量の場合は、頭蓋内圧亢進に対する脳圧降下薬(グリセオールやマンニトール)の点滴注射が行われます。頭蓋内圧亢進に対する特殊な治療法としてバルビツレート療法や低体温療法がありますが、副作用も大きいため適応は慎重に判断されます。
脳ヘルニアが進行し、脳幹の機能が失われた場合(たとえば呼吸停止)は、手術での危険が高く、開頭手術を行えないこともあります。重症例では、局所麻酔で頭蓋骨に小さな孔をあけて血腫を抜く穿頭血腫ドレナージ術が行われることもあります。

急性硬膜下血腫の予後

予後は、一般的に入院時の意識障害の程度に比例し、昏睡(こんすい)状態の重症急性硬膜下血腫の死亡率は70%と報告されています。救命された場合も、脳自体の損傷が強いことが多く、後遺症を残す可能性が高いです。



急性硬膜血腫

急性硬膜外血腫とは

頭蓋骨と、頭蓋骨の内側で脳を包んでいる硬膜の間に出血がたまって血腫になったものです。

急性硬膜外血腫の原因

多くの場合は、硬膜の表面に浮き出たように走っている硬膜動脈が、頭蓋骨骨折に伴って傷ついて出血し、硬膜と頭蓋骨の間にたまって硬膜外血腫になります。そのほか、出血源が硬膜の静脈(静脈洞)の場合もあります。

急性硬膜外血腫の症状

血腫により脳が圧迫されて症状が現れます。頭蓋骨の内側の圧が高まり(頭蓋内圧亢進)、最初は激しい頭痛、嘔吐が現れます。血腫が増大すれば意識障害を来し、さらに脳ヘルニアの状態にまで進行すると、深部にある生命維持中枢(脳幹)が侵され(呼吸障害など)、最終的には死に至ります。
血腫の増大による症状の進行は受傷直後のこともありますが、数時間たってから意識がなくなることも多く、注意が必要です。

急性硬膜外血腫の検査と診断

血腫は頭部CTで白く映ります(高吸収域)。血腫によって硬膜は頭蓋骨からはがれて内側に張り出すので、血腫は凸レンズ型になります。

急性硬膜外血腫の治療

血腫の大きさと症状の程度によって、緊急に開頭血腫除去術が行われます。症状が軽い頭痛や嘔吐だけで血腫が少量の場合は、入院経過観察、あるいは頭蓋内圧亢進に対して脳圧降下薬(グリセオール)の点滴注射が行われることもあります。少量の血腫は、数カ月以上を要することもありますが、自然吸収により消失します。
急性硬膜外血腫単独で、脳の損傷(脳挫傷)、びまん性軸策損傷を合併していなければ、血腫除去術で脳の圧迫を取り除くことにより、症状の回復が期待できます。ただし、血腫の増大が急速だったり、症状が進行してから発見された場合などで、脳ヘルニアが進行して脳幹の機能が失われた状態では(たとえば呼吸停止)、手術での危険が高く、血腫が取り除かれたとしても、意識障害の後遺症や死亡の危険があります。

急性硬膜外血腫の予後

最近の統計では、昏睡(こんすい)状態の重症急性硬膜外血腫の死亡率は20%、社会復帰は62%と報告されています。脳損傷を伴う場合はその程度によって予後が決定されます。

急性硬膜外血腫の注意点

硬膜外血腫は脳損傷を伴うか否かで、最終的な予後が異なります。脳損傷を伴わない例では,早期診断・早期治療(手術)により良好な予後が期待できます。それには頭部打撲後に頭痛、嘔吐が続く場合、意識障害が進行したり、運動麻痺がある場合などに、早期に脳神経外科施設を受診することが重要です。

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